GW高速道路の渋滞予測…10km以上が357回

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NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本、JB本四高速、日本道路交通情報センターは、ゴールデンウィーク期間:4月27日~5月6日の10日間の、高速道路での交通集中による渋滞予測を発表した。

それによると、ゴールデンウィーク期間の渋滞は、下り線が5月3、4日に、上り線では5月3~5日に、ピーク時10km以上の渋滞が多く発生すると予測。期間中の発生回数は計357回を予測している。

渋滞予測は、休日特別割引(地方部上限1000円)のなかった過去のゴールデンウィーク、昨年末年始などの交通混雑期等における交通状況を踏まえて予測したもの。

2008年(割引実施前)実績は185回、10年(割引実施)は419回だった。11年は東日本震災の影響で比較しにくい。新東名開通の影響を除いて10年並みの回数なので、割引終了の影響は小さいと予測される。

道路事業者はユーザーに対し、出発時間を渋滞時間帯の前後にずらすなど、渋滞を避けた利用を呼びかけている。

●新東名高速道路の開通効果

4月14日に新東名高速道路(御殿場JCT~三ヶ日JCT)が開通する。2011年度のゴールデンウィークには東名の同区間を先頭とする渋滞は60回発生したが、新東名の開通により、東名・新東名の同区間の渋滞予測は2回と、ほぼ解消される見込み。

●特に長い渋滞の発生予測

4月29日(日)6時00分〜13時00分
中央道下り、稲城IC〜相模湖IC
ピーク時刻:7時00分、延長30km、所要1時間30分(通常25分)

5月3日(木)5時00分〜16時00分
関越道下り、所沢IC〜花園IC
ピーク時刻:11時00分、延長45km、所要1時間30分(通常30分)

5月3日(木)5時00分〜20時00分
中央道下り、高井戸IC〜相模湖IC
ピーク時刻:6時00分、延長40km、所要2時間(通常25分)

5月3日(木)7時00分〜16時00分
九州道下り、若宮IC〜鳥栖JCT
ピーク時刻:10時00分、延長40km、所要2時間(通常25分)

5月4日(金)14時00分〜5日(土)2時00分
関越道上り、藤岡JCT〜鶴ヶ島IC
ピーク時刻:19時00分、延長45km、所要1時間30分(通常30分)

5月5日(土)14時00分〜24時00分
東北道上り、白河IC〜宇都宮IC
ピーク時刻:16時00分、延長40km、所要1時間40分(通常25分)

5月5日(土)14時00分〜6日(日)1時00分
関越道上り、藤岡JCT〜鶴ヶ島IC
ピーク時刻:18時00分、延長45km、所要1時間30分(通常30分)

《編集部》

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