【PCCJ 2012 第2戦】山路が雪辱

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PCCJ2012シーズン 第2戦
PCCJ2012シーズン 第2戦 全 5 枚 拡大写真

第1戦のベストラップ順となる第2戦のスターティンググリッド上位は、ゼッケン90番イゴール・スシュコ、ゼッケン11番山路慎一、ゼッケン14番平川亮、ゼッケン7番水谷晃、ゼッケン19番永井宏明、ゼッケン16番横幕ゆぅの順。

路面は最初からドライコンディションのままフォーメーションラップがスタート。好発進を決めたのは2番手の山路だった。イゴールを抜きトップで1コーナーに進入、続いて平川もイゴールをパス。さらには、オープニングラップで山路をもオーバーテイクすると、ルーキーとは思えない堂々たる走りで平川はラップリーダーを重ねていく。

このスタートで順位を大きく上げていたのがゼッケン3番江本玄だ。8番手から4番手まで一気に浮上すると、ジェントルマンクラスの首位につける。その後、同クラスの永井や横幕らとの接近戦がしばらく展開されたが、3周目に入ったところで永井が、5周目では横幕がそれぞれ江本をパス。トップ争いも変わらず高い緊張感を維持している状態だ。

ところが、3番手を走行していたイゴールが6周目の1コーナーでブレーキをロックしてコースオフ。永井と横幕の間でコースに戻ってきた。トップは9周目まで平川がキープしていたが、10周目になると山路が一瞬の隙を突いてオーバーテイク。序盤からタイヤマネジメントを意識して平川のテールに食らいついていた山路は、抜き去った後はその差をグングンと広げていく。

同じ10周目、イゴールに抜かれ4番手に後退した永井に対し横幕がスパート。残り2周を残した状態で2台はテール・ツー・ノーズののバトルを繰り広げる。ときにはサイド・バイ・サイドになるほど横幕の猛攻は続いたが、冷静な堅守で永井がジェントルマンクラスのトップを守り切った。

レースは山路がPCCJ初優勝を挙げ、以降は平川、イゴールの順でチェッカー。ジェントルマンクラスは、PCCJデビュー2戦目の永井が初優勝を飾り、横幕がクラス2位、そしてゼッケン32番飯田太陽がクラス3位を獲得した。

次戦は5月3~4日に富士スピードウェイで開催される。今回同様SUPER GTのサポートレースとして開催される。

《根賀亮仁@DAYS》

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