タイヤの空気圧点検、エコは環境よりお金のため!?…日本自動車タイヤ協会調べ

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タイヤの空気圧点検についての意識調査 あなたは普段からエコを心がけていますか
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日本自動車タイヤ協会は、4月8日のタイヤの日を前に、20〜50歳代のドライバー男女400 名を対象に「タイヤの空気圧点検についての意識調査」を実施、調査結果を発表した。

調査は、2月26日から3月5日まで、インターネットによるモニター調査で行われた。

近年流行のエコドライブとタイヤの空気圧点検についての関連性を調査したところ、ドライバーの約8割が「普段からエコを心掛けている」と回答。その理由は「金銭的な節約のため」が約8割に達し、「環境・地球のため」の約7割を抜いてトップとなった。

エコな運転への意識については、75.5%が「エコな運転を心がけている」と答え、エコドライブへの意識が非常に高まっていることがわかった。

「エコな運転のために行なっていることは何ですか?」という問いでは、「加減速を減らす」が71.2%、「ゆっくり発進」が70.9%と、運転操作上できるものが上位に入り、できることからコツコツと燃費に良いことを実行するドライバーの姿が浮き彫りになった。

また、タイヤの空気圧点検について、「タイヤの空気圧の減少がもたらす弊害を知っていますか?」と聞いてみると、80.5%が「燃費が悪くなる」と回答。多くの人がタイヤの空気圧とエコドライブの関連性を認識している結果となった。一方、実際に行なっているタイヤの空気圧点検の頻度では、月1回以上の点検を行っていない人が64.4%もいることがわかった。

エコドライブを意識し、タイヤの空気圧点検がもたらす燃費向上についての認識はあるものの、実際のタイヤの空気圧点検については、タイヤ業界が推奨する月に1回の点検に対して、まだ十分ではないという結果となった。

《纐纈敏也@DAYS》

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