【ニューヨークモーターショー12】空飛ぶ車、トランジション…最新プロトタイプ公開へ

自動車 ニューモデル モーターショー
米国のテラフージア社が開発した“空飛ぶ車”トランジション
米国のテラフージア社が開発した“空飛ぶ車”トランジション 全 1 枚 拡大写真

4日、米国で開幕するニューヨークモーターショー12。米国のテラフージア(TERRAFUGIA)社が開発した“空飛ぶ車”、『トランジション』がモーターショーデビューを飾る。

同社は2006年、MIT(マサチューセッツ工科大学)出身の5名のパイロットが中心になって、米国マサチューセッツ州に設立。空飛ぶ車の開発を進めてきた。そして2009年に完成したのが、トランジションの最初のプロトタイプだ。

トランジションは車と軽飛行機を合体させた、新しい移動手段の提案。ガソリンエンジンを搭載し、車としての性能は最高速104km/h、燃費12.7km/リットルと実用的だ。全幅は約2mでガレージに収まるサイズ。駆動方式はMRで、2名が乗車できる。もちろん、公道走行に必要な法規を満たす。

軽飛行機への変身はわずか30秒で、左右に跳ね上げられた翼をセットすれば完了。空中での最高速は185km/hで、最大740km程度を飛行できる。2009年3月には初フライトを披露し、世界中を驚かせたのが記憶に新しい。

テラフージア社はニューヨークモーターショー12において、トランジションの最新プロダクションプロトタイプを披露する計画。同社のアンナ・マラセック・ディトリッチCOOは、「トランジションの発売に向けて、ニューヨークモーターショー12を未来のオーナー、投資家、パートナーに対するアピールの場にしたい」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る