ヤマハ発動機は4日、海外拠点を含むグループ会社で導入しているISO14001環境マネジメントシステムを4月より統一認証化する取り組みをスタートすると発表した。
現在、ヤマハ発動機グループにはISO14001環境マネジメントシステムを導入している会社が日本・欧米・アセアン・中国・台湾・インド・南米の各地域で42社あり、それぞれが別々の認証機関から監査を受けている。
同社では、一つの認証機関でグローバルに統合することで、「一元管理によるガバナンスの向上」、「環境活動のレベルアップ」、「効率化によるコストの大幅低減」などを見込んでいる。
具体的な取り組みとしては、まず本社が統一認証基準に基づく全社共通ルールを設定。グループ各社がそのルールに従い、年間の環境活動計画を策定・実行。 本社はグループ各社とのコミュニケーションを通じ、活動内容の向上・均質化を図っていく。
2012年夏から2013年春までを第一ステップとして国内9社、海外2社の計11社を、2013年秋以降で残り31社の個別認証を順次統一認証化を進めていく。