JFEスチールと広州鋼鉄企業集団が合弁で出資する広州JFE鋼板(GJSS)は、No.2溶融亜鉛鍍金鋼板製造設備を稼動したことを発表した。
今回の増強工事では、冷延鋼板製造設備(年産180万t)、連続焼鈍設備(年産100万t)、No.2溶融亜鉛鍍金鋼板製造設備(年産40万t)の新設を進めてきた。2011年7月には冷延鋼板製造設備が、同年8月には連続焼鈍設備が営業生産を開始した。
今回のNo.2溶融亜鉛鍍金鋼板製造設備の稼動により、すでに稼動中のNo.1溶融亜鉛鍍金鋼板製造設備と合わせた溶融亜鉛鍍金鋼板の年産能力は80万tまで増加する。
中国では自動車、家電の需要、生産量拡大が見込まれており、GJSSおよびJFEスチール、広州鋼鉄企業集団は連携して、冷延鋼板および溶融亜鉛鍍金鋼板の安定供給を図る。