【ニューヨークモーターショー12】アルティマ 新型…日産の米国最量販車が5世代目に

自動車 ニューモデル モーターショー
日産アルティマ新型(ニューヨークモーターショー12)
日産アルティマ新型(ニューヨークモーターショー12) 全 8 枚 拡大写真

日産自動車の米国法人、北米日産は4日、米国で開幕したニューヨークモーターショー12において、新型『アルティマ』を初公開した。

アルティマは、日産の米国における最量販車。2011年は、前年比17.3%増の26万8981台を販売した。この台数は乗用車としては、トヨタ『カムリ』の30万8510台に次ぐ第2位につけている。

5代目にあたる新型は、米国のミッドサイズセダンで最もスタイリッシュ、低燃費、高性能、先進的であることを目標に開発。ひとクラス上の『マキシマ』を思わせるフォルムは、躍動感にあふれたデザインが特徴だ。

エンジンは、2.5リットル直列4気筒の「QR25」と、3.5リットルV型6気筒の「VQ35DE」のガソリン2機種。トランスミッションは、エクストロニックCVTを組み合わせる。

2.5リットル直列4気筒エンジンは、最大出力を従来よりも7ps引き上げ、182psを獲得。それでいて、米国EPA(環境保護局)予想燃費は、市街地11.48km/リットル、高速16.15km/リットル。北米日産によると、高速燃費はクラス最高レベルが目標だという。

3.5リットルV型6気筒エンジンは、最大出力270psを発生。従来比で36kg軽量化した車体や、引き上げられたボディ剛性などにより、さらにスポーティな走りを追求している。

装備面では、スマートフォンに連動したナビゲーションシステムの「ニッサン・コネクトSM」、安全運転を支援する「アドバンスド・ドライブアシスト・ディスプレイ」などを採用。ブラインド・スポット・ウォーニングやレーン・ディパーチャー・ウォーニング、ムービング・オブジェクト・ディテクションなど、先進の安全装備も用意される。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る