【ニューヨークモーターショー12】ワールドカーオブザイヤー、VW up!が受賞
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ワールドカーオブザイヤーは、2005年にスタート。今回は2010年秋から2011年秋にかけてデビュー、またはマイナーチェンジを受けた新型車の中から最高の1台を選出する。
条件は2011年1月から2012年5月末まで販売を継続しており、世界2大陸以上でセールスしていること。つまり、欧州専用車、北米専用車、日本専用車などは選考対象から外される。
投票は世界25か国64名のジャーナリストが、バリュー、安全性、環境性、コンセプトなど6項目を基準に実施。そして結果は、フォルクスワーゲンup!が、BMW 『3シリーズ』とポルシェ『911』を抑えて、ワールドカーオブザイヤーに輝いた。
ワールドカーオブザイヤー主催団体は、「小さなup!は我々がシティカーに期待するレベルを超えている」と高く評価。フォルクスワーゲンのマルティン・ヴィンターコルン会長は、「今回の受賞が再び、我々のデザイナーや技術者の高い創造性を証明した」とコメントしている。
過去の受賞車は、2005年がアウディ『A6』、2006年がBMW 3シリーズ、2007年がレクサスLS460、2008年がマツダ デミオ、2009年がフォルクスワーゲン『ゴルフ』、2010年が同じく『ポロ』、2011年が日産『リーフ』だった。
《森脇稔》