日本精機、中国に車載用計器の設計・開発会社を設立、2015年に四輪車シェア9%を目指す

自動車 ビジネス 海外マーケット

日本精機は、中国・上海に車載用計器・部品の設計開発・販売を手掛ける新会社を設立したと発表した。

自動車産業の成長が続く中国市場で、現地での営業と設計開発機能を整備・強化することで、顧客ニーズに迅速に対応、グループの車載用計器のシェア拡大を狙う。

新会社は「日精儀器科技(上海)」で、資本金が150万米ドル。日本精機が60%、グループの上海日精儀器が20%、同じくグループの日精儀器武漢が20%出資する。

同社グループでは、中国に上海、湖北省武漢、浙江省慈渓市、江蘇省常州市に4社を展開、車載用計器・部品の製造を手掛けている。新会社の設立で需要旺盛な中国国内の営業と設計開発機能を統括し、迅速な意思決定を行い、より顧客に密着したニーズ対応を図る。また、設計開発活動の現地化による開発日程短縮、レスポンス向上、顧客満足度アップを目指す。

中国での現在の同社グループシェアは、四輪車用計器で約7%、二輪車用計器で約8%となっている。今後は、新会社を中心に営業拡販活動を強化し、設計開発を現地化することで、2015年には四輪車用計器で約9%、二輪車用計器で約18%のシェア獲得を目指す。

《レスポンス編集部》

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