ロシア新車販売、日産が2位に浮上…3月実績

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日産ジューク
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欧州ビジネス評議会(AEB)は9日、3月のロシアにおける新車販売の結果を公表した。商用車を含めた総販売台数は25万2816台。前年同月比は13%増と、引き続き2桁台の成長を維持している。

ブランド別でトップに輝いたのはロシア自動車大手、アフトバスの乗用車ブランド、「ラーダ」。3月は4万3593台を売り上げた。しかし前年同月比は17%減と、減少傾向が止まらない。販売の主力は『カリーナ』で1万1071台を売り上げたが、前年同月比は15%減と落ち込む。

2位には、韓国のヒュンダイモーターを抜き、2月の3位から浮上した日産がランクイン。前年同月比66%増の1万7105台と、販売が急増した。3位のヒュンダイモーターとの差は、842台だ。『ジューク』が3762台、『キャシュカイ』(日本名:『デュアリス』)が55%増の3624台と支持を集める。

3位のヒュンダイモーターは、1万6263台を販売。前年同月比は30%増と、2月の55%増に対して伸び率が鈍った。小型セダンの『ソラリス』(海外名:『アクセント』)が、57%増の1万0592台と牽引役を果たす。

4位はルノーで1万5524台を販売し、前年同月比は17%増。『サンデロ』が39%増の4848台と伸びている。5位はGMのシボレーで、前年同月比11%増の1万5425台。『ニーバ』が36%増の5560台と、引き続き好調だ。

《森脇稔》

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