【ニューヨークモーターショー12】ビュイックの大型クロスオーバー、アンクレイブ…2013年型へ進化
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アンクレイブは2006年1月、ビュイックブランドの最上級クロスオーバーとして、デトロイトモーターショー06でデビュー。大型サイズのボディに、3列シートのゆとりある室内空間を備える。2011年は米国で、過去最高の5万8000台以上を売り上げ、3列シートの高級クロスオーバー分野の最量販車に君臨した。
今回のニューヨークモーターショー12で初公開されたのは、大幅改良が施された2013年モデル。フロントはグリルやバンパー、ボンネット、ヘッドランプのデザインが見直され、表情を一新する。アルミホイールやリアバンパー、テールランプのデザインも新しい。
インテリアは素材の変更により、一層高級感を高める改良を実施。センターコンソールのデザインも見直され、「IntelliLink」と呼ばれる車載インフォテインメントシステムの装着を可能にする。
安全面では、GMが新開発した世界初のフロントセンターエアバッグを、初採用。これは側面衝突の際、運転席と助手席の間にエアバッグが展開し、前席乗員同士がぶつかるのを防ぐ安全装備だ。
《森脇稔》