トヨタ ヴィッツハイブリッド、フランス工場で生産開始

エコカー ハイブリッド
10日、フランス・バランシェンヌ工場でラインオフしたヤリス(日本名:ヴィッツ)ハイブリッド
10日、フランス・バランシェンヌ工場でラインオフしたヤリス(日本名:ヴィッツ)ハイブリッド 全 6 枚 拡大写真

トヨタ自動車のフランス製造子会社、TMMF(トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・フランス)は10日、『ヤリス』(日本名:『ヴィッツ』)のハイブリッド、『ヤリス・ハイブリッド』の生産を開始した。

ヴィッツのハイブリッドは、日本市場には用意されない欧州専用車。欧州Bセグメント初のフルハイブリッド車として開発された。『アクア』と基本的に共通の、ダウンサイジングのハイブリッドシステムを搭載する。

ハイブリッドシステムは、『プリウス』や『オーリス・ハイブリッド』の1.8リットルではなく、1.5リットルの直列4気筒ガソリンエンジンを採用。モーターとの組み合わせで、トータル出力100psを引き出す。トランスミッションは、e-CVTだ。

欧州複合モード燃費は28.57km/リットル、CO2排出量は79g/km。トヨタによると、欧州最大市場のドイツでは、EVを除いた内燃機関車の中で最も燃費性能に優れるという。

このヤリス ハイブリッドの量産第1号車が10日、フランス・バランシェンヌ工場でラインオフ。TMMFの佐野眞琴社長は、「ガソリン価格はかつてないほど上昇しており、ヤリス・ハイブリッドが都市近郊のBセグメント車を求める顧客にとって、最も燃費性能に優れるモデルになると確信している」とコメントした。

《森脇稔》

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