米国運輸省、ブレーキ優先装置の義務化を発表

自動車 テクノロジー 安全

米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)は12日、米国で販売する全ての新車に、ブレーキ優先装置の標準装備を義務づける法案の内容を公表した。

ブレーキ優先装置は、アクセルペダルがフロアマットに引っかかるなどして、ドライバーの「意図しない加速」が起きた場合、ブレーキペダルの操作を優先するシステム。米国で2009年、トヨタ車に「意図しない加速」問題が起きたのを受けて、米運輸省が標準化に向けた動きを進めていた。結局、このトヨタ車の急加速問題は、「車両側の不具合ではない」と結論づけられている。

米運輸省が今回公表した法案によると、ブレーキ優先装置は電子制御スロットルを採用する全車種が対象。車両重量は1万ポンド(約4536kg)以下となるため、トラックやバスも含まれる。

米運輸省は今後、パブリックコメントを募集し、広く国民の意見を聴いた後、10月に正式法案をまとめ、2014年9月から装備を義務づける方針。米運輸省のラフード長官は、「ブレーキ優先装置の標準化により、緊急時でもドライバーは、落ち着いた対応を取ることができるだろう」とコメントしている。

《森脇稔》

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