東芝、放射線を可視化するカメラ発売

自動車 ビジネス 国内マーケット
東芝が開発した「ポータブルガンマカメラ装置」
東芝が開発した「ポータブルガンマカメラ装置」 全 3 枚 拡大写真

東芝は16日、放射線を可視化するポータブルガンマカメラ装置の販売と撮影サービスを開始すると発表。同装置で、短時間で広範囲を計測でき「ホットスポット」の特定が容易になり、除染作業の効率化が図れるとしている。

写真:東芝が開発したポータブルガンマカメラ装置

今回発売するポータブルガンマカメラでは、放射線センサで測定したガンマ線とビデオカメラで撮影した映像を信号処理装置で重ね合わせ、放射線量が高い場所を赤く、低くなるにつれ黄色、緑、青と色を変えて表示する。

同社は、同装置を2011年12月に発表して以来、福島市実施の実証実験に参加するとともに、地方自治体などに提案活動を行ってきたが、改めて自治体などからのニーズが高いことを認識。

今回、今後本格化する被災地の除染活動に貢献できるよう生産体制を構築し、販売とサービスの提供を開始することを決定した。

今後、これまで提案してきた三脚による固定方式の撮影に加え、道路などを効率よく撮影するため、車両に装置を搭載した撮影方式も提案していくとしている。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 550馬力のマッスルカー『チャージャー スキャットパック』、4ドアの米国受注開始…6万ドル以下で最強のセダンに
  2. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  3. 日産『ティアナ』新型、HUAWEIの最新コックピット搭載で約310万円から…広州モーターショー2025
  4. SUBARU公認の結婚指輪、ペアのリングから六連星が浮かび上がる…12月24日発売
  5. トヨタ『クラウンシグニア』、2026年モデルを米国発表…ツートン塗装が選択可能に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る