【ニューヨークモーターショー12】ハリウッドセレブ御用達の超豪華ミニバン登場…メルセデス

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ベッカー・ジェット・バン・スプリンター(ニューヨークモーターショー12)
ベッカー・ジェット・バン・スプリンター(ニューヨークモーターショー12) 全 8 枚 拡大写真

米国で4日に開幕したニューヨークモーターショー12。メルセデスベンツのブースでは、ファーストクラスの快適性を追求した『スプリンター』が初公開された。

スプリンターは、メルセデスベンツの大型商用バン。リムジンの需要が多い米国では、同車をベースにリムジン改造を施すコーチビルダーが存在する。今回のニューヨークモーターショー12で披露されたのは、カリフォルニア州に本拠を置くベッカー・オートモーティブデザイン社が手がけた1台だ。

同社の顧客には、ジェニファー・ロペス、ウィル・スミス、ブルース・スプリングスティーン、デンゼル・ワシントン、シャキール・オニール、タイガー・ウッズ…と、映画、音楽、スポーツ界の大物がズラリ。有名セレブを満足させるカスタマイズを得意とするのが、ベッカー・オートモーティブデザイン社である。

この「ベッカー・ジェット・バン・スプリンター」、車名の「ジェット」とはプライベートジェットを意味する。内装は基本的に、顧客の要望に応じたフルオーダー車。装備の一例を挙げれば、40インチの巨大スクリーン、4Gのワイヤレス接続が可能な容量500GBのコンピューター、出力1300Wのオーディオシステム、冷蔵庫などを用意。レザーやウッドなど、最上の素材で仕上げられる。

エンジンは、3.0リットルV型6気筒ターボディーゼル「ブルーテック」。最大出力184ps、最大トルク40.8kgmを引き出し、太いトルクが重量ボディにゆとりのクルージングをもたらす。

メルセデスベンツUSAのクラウス・トリット氏は、「車としての基本性能の高いスプリンターをキャンバスに、ベッカーオートモーティブデザイン社が素晴らしいアップグレードを施した」とコメントしている。

《森脇稔》

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