【三菱 ミラージュ 試乗】ボディの軽さを生かして元気の良い走り…松下宏

試乗記 国産車
ミラージュ(タイ仕様車)
ミラージュ(タイ仕様車) 全 10 枚 拡大写真

バンコクモーターショーの会場に併設された特設試乗コースで、タイで先行発売された『ミラージュ』に試乗した。

【画像全10枚】

日本では昨年の東京モーターショーでデザインが公開されている。今回のタイ仕様車もデザインやパッケージングなどは基本的に変わらない。違うのは搭載エンジンで、タイ仕様は3気筒1.2リットルのMIVECだが、日本仕様は3気筒1.0リットルのMIVECでアイドリングストップ機構などエコサポートを採用するという。いずれもCVTとの組み合わせだ。

見た目やインテリアの印象はマーチなどと同様に平凡なものながら、高張力鋼板を使って軽いボディに仕上げたことや、効率的なパッケージングによって余裕の室内空間やラゲッジスペースを作ったのが特徴。

タイ仕様はヨーロッパ基準で22.0km/リットルの低燃費を実現しているとのことで、燃費志向エンジンのために動力性能は57kWとやや控えめの数字に抑えられている。でもボディが870kgと軽自動車並みに軽いので、走りの元気の良さは十分なレベル。副変速機付きCVTとの組み合わせで加速の滑らかさもまずまずだ。

足回りはかなり柔らかめ。タイの道路事情などを考えると、こうした味付けが必要なのかも知れないが、パイロンスラロームやダブルレーンチェンジなどを試すと大きくロールする。もう少し硬めの足回りにしても良いように思えた。

タイでは38万バーツからの価格設定で、税制の違いなどもあるためけっこう高めの印象。日本向けの1.0リットル車はベースグレードで100万円を切るような価格設定も考えられる。

松下宏|自動車評論家
1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者を経てフリーランサーに。税金、保険、諸費用など、クルマとお金に関係する経済的な話に強いことで知られる。ほぼ毎日、ネット上に日記を執筆中。

《松下宏》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「トミカ車用芳香剤」登場、コストコで8月10日から順次発売
  2. 酷暑から愛車を守る! 90系『ノア/ヴォクシー』、40系『アルファード/ヴェルファイア』用ダッシュボードマット発売
  3. 初代より軽い? 次期スズキ『アルト』は500kg台が目標
  4. 日本製鉄のGXスチール「NSカーボレックス ニュートラル」、国土交通省のグリーン鉄試行工事に採用
  5. 【BYD ラッコ 新型試乗】クルマとしての出来は「極めて高い」が、その真髄は別のところにあった…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. KYB、パワースポーツ車両向けEPSを米ポラリス社のオフロードビークルに展開
  3. 東京海上日動パートナーズ、全国8エリアの代理店を一社化…7月に新会社「TNP」発足
  4. 大和ハウスベンチャーズ、自動運転幹線輸送のT2に出資…レベル4実現へ
  5. ジョイフル本田、宇都宮店にソーラーカーポート設置…ホームセンター業界最大級の発電容量1126.4kW
ランキングをもっと見る