東芝など、石巻でスマートコミュニティ計画策定へ

自動車 ビジネス 企業動向

東芝と石巻市、東北電力は、経済産業省が今年2月に公募した「2011年度スマートコミュニティ導入促進事業」に石巻市で申請していたスマートコミュニティ構築計画が採択されたと発表した。

スマートコミュニティ導入促進事業は、復興フェーズにある地域で、災害に強いまちづくりとして、再生可能エネルギーの活用を中心としたスマートコミュニティを構築するための事業。採択されれば上限2500万円の補助金の受給と、策定計画に基づくスマートコミュニティ構築費用の3分の2の補助を受けられる。

今回採択されたのは、事業計画策定への支援。9月までに、石巻市の「エコ・セーフティタウン構想」に基づき、地域のエネルギー管理を行うEMS(エネルギーマネジメントシステム)の開発や、太陽光発電システム、蓄電池の設置などにより、災害時にも電気が使える「安全・安心で環境にやさしいまち」の実現を目指した、スマートコミュニティ構築に関する計画を策定する。

事業で石巻市は、地元自治体として事業計画に対する指導・助言を行う。東北電力は、エネルギー供給についての技術的な支援や事業性に関する助言を行う。東芝は国内外でスマートコミュニティ計画に参画している知見やノウハウを生かして計画を立案し、全体の取りまとめを行う。

《萩野公慈》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  5. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る