【VW ザ・ビートル 海外試乗】オトコのためのビートル…桂伸一

試乗記 輸入車
VW ザ・ビートルと桂伸一氏
VW ザ・ビートルと桂伸一氏 全 18 枚 拡大写真

『ニュービートル』誕生から13年。可愛いキャラクターは“当時”、アメリカでVWのイメージアップを図るためのファニーフェイスだった、と今回の『ザ・ビートル』の試乗会で聞いた。

【画像全18枚】

イケメンぽくなった「ビートル1.2TSI」は日本仕様。いや、厳密にいうと今回の6速MTは日本仕様にはなく、日本へは2ペダル7速DSGが来る。
 
マスクと全体のスタイリングからもわかるとおり、新型はかなり“普通”になった。これならオトコが選んでも異論は出ないだろう。さらに運転姿勢がVW『ゴルフ』並みに自然な姿勢がとれるようになった。従来のように長大なダッシュボードによる遠隔操作感はない。
 
動力性能が十分なことは車重がほぼ同じ「ゴルフ1.2TSI」が実証している。6速MTがスポーティーで楽しいか、と思いきや7速DSGのほうがゼロスタートからスムーズに加速することもゴルフをもって想像できよう。
 
操縦安定性に異論の付けようも無いが、唯一、18インチタイヤはタイヤの存在感が大き過ぎてお薦めできない。1.2TSIには17インチ、または標準の16インチが操縦性と乗り味のバランスに優れている。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度★★★★

桂伸一|モータージャーナリスト/レーシングドライバー
1982年より自動車雑誌編集部にてリポーター活動を開始。幼年期からの憧れだったレース活動を編集部時代に始め、「乗れて」「書ける」はもちろんのこと、読者の目線で見た誰にでもわかりやすいレポートを心掛けている。レーシングドライバーとしての戦績は、アストンマーティン・ワークスからニュルブルクリンク24時間レースに参戦。08年クラス優勝、09年クラス2位。10年は…!? レース直前にスポンサー絡みのドライバーに割り込まれて不参加。世知辛い世の中であります。

《桂伸一》

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