14日午前2時15分ごろ、山梨県甲府市内の国道358号を走行中の乗用車が対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきたトラックと正面衝突する事故が起きた。この事故で乗用車が大破し、乗っていた2人が意識不明の重体となっている。
山梨県警・南甲府署によると、現場は甲府市下曽根町付近で片側2車線の緩やかなカーブ。乗用車は左カーブを進行中に対向車線側へ逸脱。直後に対向車線を進行してきたトラックと正面衝突した。
乗用車は大破。運転していた中央市内に在住する19歳の男性と、助手席に同乗していた19歳の男性は頭部を強打。近くの病院へ収容されたが、意識不明の重体となった。トラックを運転していた南アルプス市内に在住する40歳の男性も足を打撲する軽傷を負っている。
事故当時、現場では強めの雨が降っており、路面は滑りやすい状態だった。警察では乗用車がスリップした可能性が高いとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。