【トヨタ プリウスPHV 試乗】燃費の常識が変わってしまいそうな気分…岩貞るみこ

試乗記 国産車
トヨタ・プリウスPHV
トヨタ・プリウスPHV 全 4 枚 拡大写真

やっぱハイブリッドだなあと思う。EVに対してである。小心者の私としては電欠で胃がめくれるような思いをしてまでEVを日常的に使おうとは、やっぱり思えないのだ。

【画像全4枚】

その点、プリウスPHVであれば不安は一気になくなる。というか逆に充電せずに単なるハイブリッドカーとして使っちゃいそうで、その方がヤバイのだが。

新型ではいくつかリファインが施され、EVモードのまま100km/hまで走れるというのだが、95km/hくらいからちょっと加速したり、高速道路の勾配がゆるく上がっていたりるときにアクセルを踏むと、簡単にエンジンがかかってしまう。

高速道路はモーターよりエンジンのほうが得意分野なので文句はないけれど、「高速道路で活用してくれ」といわれた『EV・HV』切り替えモードとの違いが実感としていまひとつよくわからない。電脳化にすっかり乗り遅れている身としては、もっとわかりやすい機能がいいとワガママのひとつも言いたいところだが、トヨタの頭脳集団が効率を徹底的に解析して導き出したパターンなので、つべこべ言わずに乗ろうと思う。

そして2時間、街中やら高速やらを私のエコカーを侮辱するかのようなひどいアクセルワークで、ぶいぶい走って燃費は40km/リットルを切らない。すごい。すごすぎる。

世の中がこんなクルマだらけになったら、ガソリンスタンドはどうなるのだ。大きなお世話か。なんだか燃費の常識がすっかり変わってしまいそうな気分である。

■5つ星評価
パッケージング:★★★
インテリア/居住性:★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★
オススメ度:★★★★

岩貞るみこ|モータージャーナリスト/エッセイスト
女性誌や一般誌を中心に活動。イタリア在住経験があり、グローバルなユーザー視点から行政に対し積極的に発言を行っている。主にコンパクトカーを中心に精力的に取材中するほか、最近はノンフィクション作家として子供たちに命の尊さを伝える活動を行っている。JAF理事。チャイルドシート指導員。国土交通省 安全基準検討会検討員他、委員を兼任。

《岩貞るみこ》

岩貞るみこ

岩貞るみこ|モータージャーナリスト/作家 イタリア在住経験があり、グローバルなユーザー視点から行政に対し積極的に発言を行っている。レスポンスでは、女性ユーザーの本音で語るインプレを執筆するほか、コラム『岩貞るみこの人道車医』を連載中。著書に「未来のクルマができるまで 世界初、水素で走る燃料電池自動車 MIRAI」「ハチ公物語」「命をつなげ!ドクターヘリ」ほか多数。2024年6月に最新刊「こちら、沖縄美ら海水族館 動物健康管理室。」を上梓(すべて講談社)。

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