ETCを利用した工事車両向け事故防止・運行管理システム 古野電気などが開発

自動車 ビジネス 企業動向
ETC車両事故防止システム 概念図
ETC車両事故防止システム 概念図 全 3 枚 拡大写真

古野電気と五洋建設は20日、両社が開発した、ETC車載器を利用した建設工事車両用の事故防止システムと運行管理システムが、国土交通省の新技術情報提供システムに登録されたことを発表した。

事故防止システムは、工事現場近くに設置したDSRC(狭域通信システム)路側アンテナがETC車載器を搭載した工事車両等を検知。後続の一般車両に対して「工事車両減速注意」を、歩行者に対して「工事車両接近注意」などの注意喚起を電光掲示板で表示するとともに、交通誘導員に回転灯・スピーカーで工事車両の接近を通知を行う。

運行管理システムは、工事現場ゲートにDSRCアンテナの設置することで、ETC車載器を搭載した工事車両等を検知。日報への入力及び車両集計を自動的に行うことができる。同システムを導入することにより、工事現場では工事車両の退場管理を記録する人員が不要となる。また工事車両の集計作業を、手入力から自動入力に変えることで、人的な入力ミスがなくなり、運行管理の精度を向上。さらに車両集計にかかる時間の短縮が図れるなどの効果が期待できる。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  2. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  3. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 宮崎「シーガイア」にサーキットがオープン! セグウェイの「電動ゴーカート」を日本初導入
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る