トヨタ、WRC復帰を計画か…1.6リットル ターボ開発中

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
トヨタのWRC(世界ラリー選手権)復帰の可能性を伝えたWRC公式サイト
トヨタのWRC(世界ラリー選手権)復帰の可能性を伝えたWRC公式サイト 全 6 枚 拡大写真

1999年をもって、WRC(世界ラリー選手権)から撤退したトヨタ自動車。そのトヨタが、WRCに復帰する可能性が出てきた。

[写真:トヨタWRC、90年代]

これは、WRCの公式サイトが伝えたもの。同サイトのインタビューに応じたトヨタの欧州におけるモータースポーツ拠点、TMGの広報担当者は「中長期的な将来、トヨタがWRCに参戦することはあり得る」と話したという。

トヨタのWRC復帰の可能性を裏づけるのが、すでに公表された、モータースポーツ用の新エンジンの存在だ。TMGは3月末、排気量1.6リットルの直噴ガソリンターボエンジンを開発していると発表。このエンジンは市販車用がベースではなく、モータースポーツ向けに専用設計されたGRE(グローバル・レース・エンジン)と呼ばれるユニットだ。

このエンジン、まずは欧州仕様の『ヤリス』(日本名:『ヴィッツ』)に搭載され、テストが行われる見込み。1.6リットルターボといえば、WRCの現行レギュレーションにぴたりと合致するだけに、今後のトヨタの動向に注目だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  3. 【VW ID.4 4000km試乗】「VWらしさ爆裂」さすがの長距離性能、BEVとしての魅力は[前編]
  4. 三菱『デリカD:5』19年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
  5. 【BMW 2シリーズグランクーペ 新型試乗】今、日本にちょうどいいBMW…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る