国土交通省と自動車事故対策機構は25日、2011年度の自動車アセスメント結果を発表した。
これまでの最高得点を獲得したJNCAP大賞(従来のグランプリに相当)はレクサス『CT200h』が獲得し、新設されたJNCAPファイブスター賞にはCT200hのほか、日産『エルグランド』とスバル『レガシィ』が選ばれた。
自動車の安全性能を評価・公表してユーザーが安全性の高い自動車を選択しやすくする制度で、2011年度は乗員保護だけでなく、歩行者保護を含めた総合的な安全性能評価を導入した。
2011年度は電気自動車を含む計14車種の試験を実施。新たに実施した感電保護性能評価試験では、該当する3車種(日産『リーフ』、レクサスCT200h、トヨタ『プリウスα』)はすべての要件に適合した。
また、これも今回から導入された、自動車が歩行者に衝突した歳の歩行者脚部に対する保護性能試験では、13車種が最高のレベル4の評価を獲得し、乗員保護と歩行者保護を合わせた新・安全性能総合評価では、3車種が最高の五つ星(5☆)を獲得し、ファイブスター賞に選ばれた。