ホンダが25日発表した2012年3月の四輪車の生産・販売・輸出実績によると、世界生産台数が前年比41.8%増の40万0085台で3か月連続のプラスとなった。
国内生産は前年の震災による落ち込みの反動もあり、同244.5%増の11万9711台と4か月連続で前年を上回った。
海外生産は同13.3%増の28万0374台と2か月連続のプラスとなった。アジアでは同15.9%減の9万1628台と大きく数字を落としたが、北米では同40.3%増の15万8679台と全ての月を通じて過去最高を記録。欧州も同18.3%増の1万5276台と順調に推移した。
国内販売は同74.1%増の10万1308台と3か月連続のプラスとなった。登録車では『フィット』『フリード』が、軽自動車では『N BOX』『ライフ』が好調だった。
輸出は同20.3%増の2万4893台と3か月連続のプラスとなった。北米と欧州が不振だったが、アジアが5倍増と好調だった。