日産、ルマンに本山哲を起用 デルタウイングで出場

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写真:左から、マリーノ・フランキッティ/ミハエル・クルム/本山 哲
写真:左から、マリーノ・フランキッティ/ミハエル・クルム/本山 哲 全 9 枚 拡大写真

日産自動車とニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(ニスモ)は26日、ルマン24時間レースに出場する日産『デルタウイング』の第3ドライバーとして、本山哲選手を起用すると発表した。

本山選手は、すでに出場が決定しているマリーノ・フランキッティ選手、ミハエル・クルム選手とともに、6月16〜17日に行なわれるルマン24時間レースに出場する。

今回参戦するマシンのデルタウィングは、使用する燃料とタイヤを従来の半分程度にとどめながら、24時間のレースを走りきろうというもの、これまでの耐久レースの様相を一変させようとする実験的なプロジェクトだ。25日には、本山選手は英国のスネッタートン・サーキットにおいて、デルタウィングを初めてドライブした。

本山選手は「僕にとっては1999年以来のルマンですが、再びサルテサーキットをデルタウィングで走れると思うとすごく楽しみです。今回は“ガレージ 56”というクラスから出場します。これはレースでの賞典には関わりませんが、モータースポーツの将来を見据えた技術を搭載したマシンでの、新たなチャレンジや経験は素晴らしいものだと思います」。

「SUPER GTでチームメイトのクルム、そしてフランキッティと共に24時間をしっかり走りきり、世界中の皆さんにデルタウィングの走りを見てもらえるよう頑張ります。たくさんのご声援をよろしくお願いします」とコメントしている。

今後、6月3日に行なわれるルマン公式テストまでの間に、フランス、スペインにおいても開発テストが行われる予定。

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