【北京モーターショー12】キャデラック ELR …新型PHVクーペを中国市場に投入

自動車 ニューモデル モーターショー
キャデラック コンバージ(北京モーターショー12)
キャデラック コンバージ(北京モーターショー12) 全 5 枚 拡大写真

中国で4月23日に開幕した北京モーターショー12(オートチャイナ12)。GMの高級車ブランド、キャデラックのブースでは、新型プラグインハイブリッド(PHV)クーペ、『ELR』の中国市場投入が発表された。

キャデラックは2009年1月、デトロイトモーターショー09にコンセプトカーの『コンバージ』を出品。シボレーブランドのPHV、『ボルト』と同じプラグインハイブリッドシステムを積むラグジュアリーな2ドアクーペの提案だった。

モーターは最大出力163ps、最大トルク37.8kgm発生。最大64kmをモーターだけでEV走行し、最高速は161km/hだ。二次電池は蓄電容量16kWhのリチウムイオンバッテリー。バッテリー残量が少なくなると、発電専用のガソリンエンジンが始動。ジェネレーターを回して、モーターに電力を供給するとともに、バッテリーの充電を行う。

GMはすでにこのコンバージを、キャデラック『ELR』として量産すると発表済み。今回の北京モーターショー12では、同車の中国市場への投入がアナウンスされた。

中国はキャデラックにとって、北米に次ぐ世界2番目の量販市場。GMのダン・アカーソン会長兼CEOは、「2016年までに『XTS』とELRを中国市場で発売し、高級車を求める顧客のニーズに応えていく」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 父親への贈り物に“16万針の刺繍”で飾ったロールスロイスを…世界に一台の『ファントム・ダンテル』公開
  2. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
  3. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. スバル唯一の海外工場、米SIAが生産600万台達成…今秋生産終了の『レガシィ』ラインオフ
  5. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る