GWの渋滞が4割減、新東名効果も…NEXCO中日本

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NEXCO中日本高速のGW中の10km以上の渋滞回数は114回。昨年の200回に対して43%減少した。同社では新東名の開通効果に加えて、無料化社会実験の終了や悪天候などで交通量が減少したことが要因と見ている。

新東名、東名など中日本高速管内の4月27日~5月6日までの道路渋滞は、10km以上で114回(11年は200回)、30km以上で12回(11年は43回)だった。これは過去3年間で最も少ない。

また、新東名と東名が並行して走る御殿場JCT~三ヶ日JCTの交通状況では、10km以上の渋滞が新東名で4回、東名で1回発生したが、30km以上の渋滞ゼロだった。昨年同時期の東名では10km以上の渋滞が60回、30km以上の渋滞が13回発生し、新東名が開通したことで92%の大幅減少となった。

その反面、御殿場JCT~三ヶ日区間を除く東名の渋滞が増加している。東京IC~御殿場JCTでは24回、三ヶ日JCT~音羽蒲郡ICで15回の渋滞が発生した。11年の19回、9回をそれぞれ上回る。

ただ、愛知県内の音羽蒲郡IC~豊田JCTでは昨年14回発生した渋滞が、わずか1回に減少した。「車線区分を片側2車線から3車線に変えたことが渋滞解消に繋がった」(同社広報担当)

新東名では10kmを超える渋滞が5回発生している。新清水IC~新清水JCTに位置する小河内トンネル(静岡市清水区)下り線で5日20時頃ピークになった18.3kmの渋滞は、運転者が分岐看板など気を取られてスピードが落ちるためと見られている。

GWの新東名の渋滞
・三ヶ日JCT付近(下り線)=22.0km 5月3日9時30分頃
・小河内トンネル付近(下り線)=18.3km 5月5日20時頃
・興津停留所付近(下り線)=15.6km 5月5日19時10分頃
・三ヶ日JCT付近(下り線)=11.0km 5月5日17時50分頃
・御殿場JCT付近(上り線)=11.3km 5月5日19時25分頃

《中島みなみ》

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