北海道に陸上設置型レーダー式沿岸波浪計

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気象庁の沿岸波浪観測地点
気象庁の沿岸波浪観測地点 全 2 枚 拡大写真

 気象庁は8日、陸上設置型レーダー式沿岸波浪計を北海道南部、上ノ国に設置、観測を10日14時から開始すると発表した。気象庁では、沿岸波浪観測について、水中設置型超音波式沿岸波浪計から陸上設置型レーダー式沿岸波浪計への変更を行っている。

 今回、松前(北海道)での水中設置型超音波式沿岸波浪観測を、上ノ国(北海道)に観測地点を変更し、観測方法を陸上設置型レーダー式沿岸波浪計に変更する。

 レーダー式沿岸波浪計は、陸上から発射し海面で反射した電波を捉え、波浪を観測する。今回導入した装置は、水平方向30度毎に6個のアンテナを持ち、方向別の波浪を観測することができる。これにより、その場所の風により発生している波と遠くから伝わってくるうねりとの区別や、これらが合成されて波が高くなる様子などを観測することができる。

 また、宮城県江ノ島(現在、欠測中)についても、同県唐桑へ観測地点を変更してレーダー式沿岸波浪計による観測を開始する作業を進めている。気象庁の沿岸波浪観測地点は全国に6ヵ所あり、江ノ島から唐桑への移設更新で全地点がレーダー式沿岸波浪計になる。

北海道上ノ国にレーダー式沿岸波浪計を設置 気象庁

《編集部@RBB TODAY》

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