【トヨタ 新型カローラ 発表】ダウンサイズでも容量は拡大
自動車 ニューモデル
新型車

ホイールベースは2600mmと、現行モデルと変わらないが、全長はセダンのアクシオが50mm、ワゴンのフィールダーが60mm、それぞれ現行モデルより短縮される。車幅は1695mmで変わらず、全高はアクシオが10mm、フィールダーが35mmダウンとなる。
全長が短くなったことで最小回転半径はアクシオで現行の5.1mから4.9mに縮小。市街地での取り回し性はかなり向上していると思われる。ボディはコンパクト化されたが、室内空間や荷室容量は犠牲になっておらず、ヘッドクリアランスは前後とも現行モデルと同じ数値を維持。ラゲッジスペースはアクシオが471リットルと現行より12リットル増、フィールダーが407リットルと、現行より4リットル増となっている。
ちなみにフィールダーはリアシートを倒すことで最大872リットルの荷室容積を確保できる。これは現行に比べ、実に71リットルの増加。スペース効率が優れているライバル、ホンダ『フィットシャトル』に対しても2リットルのアドバンテージを持つ。
室内寸法の公称値だけでなく、リアシートの頭上側面空間を現行モデルより拡大するなど、圧迫感のないルーミーな室内空間作りも徹底的に行われている。スペースユーティリティ豊かなセダン、ワゴンが欲しいという実用最優先のユーザーにぴったりのモデルと言えそうだ。