マイクロソフトのBing、ソーシャル検索機能強化

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新しいBingの画面
新しいBingの画面 全 3 枚 拡大写真

 米マイクロソフトは10日(現地時間)、サーチエンジンのBingを大幅にリニューアルすると発表した。2009年のスタート以来、もっとも大規模な変更になる見込み。新しいBingはWeb検索機能の強化やインターフェースの変更のほか、ソーシャル検索機能を大幅に強化する。

 新しいインターフェースは画面を縦に3分割したデザインで、左のカラムに通常のWeb検索の結果を表示する。右のカラムにはFacebookやTwitter、Windows Liveと連携したソーシャル検索が表示される。中央のカラムは「Snapshot」という機能を受け持ち、地図などが表示される。

 もっとも注目されるのはソーシャル検索で、FacebookやWindows Liveの自分の友だちの中から、検索した内容について情報を提供できそうな友達が表示される。BingからFacebookの友達に直接メッセージを送るといったことも可能だ。

 サーチエンジンでもっとも大きなシェアを獲得しているのはGoogle検索だが、Googleは自社のソーシャルサービスGoogle+とGoogle検索を連携させているものの、Facebookとは連携していない。また、Twitterのつぶやきを検索できるリアルタイム検索を昨年に突然停止したことも、大きなニュースとなった。

 Googleとライバル関係にあるマイクロソフトが全力をあげて開発しているBingは、Google検索が除外しているFacebook、Twitterを取り込むことで優位性を確保する考えとみられる。

マイクロソフトのサーチエンジンBingが大幅リニューアル、ソーシャル検索機能強化

《山田 正昭@RBB TODAY》

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