米EVベンチャー、テスラの第1四半期決算…赤字拡大

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テスラ・ロードスターの最終モデル
テスラ・ロードスターの最終モデル 全 1 枚 拡大写真

米国のEVベンチャー企業、テスラモーターズは9日、2012年第1四半期(1‐3月)の決算を公表した。

同社の発表によると、売上高は前年同期比38.5%減の3016万7000ドル(約24億円)。最終損益は8987万3000ドル(約72億円)の赤字を計上した。前年の4894万1000ドル(約39億円)の赤字から、赤字幅は1.8倍に拡大する。

テスラによると、赤字拡大の大きな要因が、EVスポーツカー『ロードスター』の北米販売終了による減収。また、このロードスターの次期型を含めて、新型車の開発コストが、経営を圧迫した。

同社のイーロン・マスクCEOは、「EVが既存の内燃機関車と比較していかに素晴らしいか、多くの顧客に体験してほしい」とコメントしている。

《森脇稔》

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