TDFが14日発表した2012年3月期の連結決算は、売上高が前期比11.9%増の230億8300万円、営業利益が同22.3%減の4億8700万円で、増収減益となった。
期前半は、東日本大震災の影響で部品受注が減少したが、後半はアジア地域向け輸出を中心に復調し、増収となった。しかし、原材料費や販売費の増加で営業利益は大きく減少した。
経常利益は同32.8%減の5億2300万円、純利益は同49.8%増の4億2100万円となった。
今期の業績見通しについては、売上高が前期比1.4%減の227億6000万円、営業利益は同20.9%増の5億9000万円、経常利益は同12.6%増の5億9000万円、最終利益は同2.8%減の4億1000万円とした。