ランボルギーニのSUV、開発トップが市販モデルに言及

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ランボルギーニ URUS(北京モーターショー12)
ランボルギーニ URUS(北京モーターショー12) 全 6 枚 拡大写真

イタリアのスーパーカーメーカー、ランボルギーニが4月の北京モーターショー12で初公開したSUVコンセプトカー、『URUS』。同車の市販モデルについて、ランボルギーニの研究開発部門のトップが興味深い発言を残した。

これは14日、『オートモーティブニュース』が伝えたものによる。同メディアのインタビューに応じたランボルギーニの研究開発部門ディレクター、Maurizio Reggiani氏は、「URUSの量産が決定したわけではない」と前置きした上で、「市販するとすれば、V8ツインターボを搭載。車両重量は2tを切る」と明かしたというのだ。

すでに最大出力は、600psレベルと公表されているURUS。しかし、現行ランボルギーニのラインナップでは、『ガヤルド』がV10、『アヴェンタドール』がV12と、V8は存在しない。

同メディアによると、URUSの市販版には、ランボルギーニの親会社、アウディの4.2リットルV8をツインターボ化したユニットを想定。Maurizio Reggiani氏は「SUVに求められる低回転域の厚いトルクや重量配分などの面で、V8ツインターボは有利」と話したという。

カーボンファイバーやCFRP(カーボンファイバー強化樹脂)の積極採用で、2tを切る重量を目標に掲げるURUS。その市販バージョンの登場は、早くても2017年と見られている。

《森脇稔》

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