三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は、小型ハイブリッドトラック『キャンター エコ ハイブリッド』を発表、18日より発売開始した。
新型車は2010年にフルモデルチェンジした小型ディーゼルトラック『キャンター』をベースに開発。新たにデュアルクラッチ式トランスミッション「DUONIC」と「ハイブリッドシステム」を組み合わせた世界初の「ハイブリッド用モーター内蔵デュアルクラッチ式トランスミッション」を搭載。
さらに、エネルギー効率の高い、高性能のラミネートタイプのリチウムイオン電池を新たに採用し、ハイブリッドシステムの効率向上と小型軽量化を実現した。
高効率で低燃費を特長とする「4P10クリーンディーゼルエンジン」と、排出ガス後処理装置「BlueTecシステム」を組み合わせることで、ポスト新長期排出ガス規制に適合するだけでなく、さらに全車で低排出ガス認定車および九都県市指定低公害車で2009年「超」も取得している。
また、全車で2015年度重量車燃費基準を20%以上オーバー達成。12.8km/リットルでクラストップの低燃費を実現し、今年度からの「エコカー減税」では自動車重量税と取得税が免税される。
その他にもダイムラーグループでの国際調達や部品共用化を進め、ハイブリッドシステムのコストを大幅に低減すると共に、ブレーキオーバーライドシステムなどの先進的な安全システムを多数採用している。