【IIHS衝突安全】BMW 3シリーズ 新型に最高評価

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米国IIHS(道路安全保険協会)が実施した新型BMW 3シリーズセダンの衝突テスト
米国IIHS(道路安全保険協会)が実施した新型BMW 3シリーズセダンの衝突テスト 全 12 枚 拡大写真

米国IIHS(道路安全保険協会)は21日、新型BMW『3シリーズセダン』を、「2012トップセーフティピック」に認定すると発表した。

IIHSの衝突テストは、前面オフセット64km/h、側面50km/h、後方32km/hで実施。ダミー人形が受けた傷害レベルに応じて、GOOD(優)、ACCEPTABLE(良)、MARGINAL(可)、POOR(不可)の4段階で評価する。

またIIHSでは、追突時のむち打ち確認テストと横転を想定したルーフ強度テストも行う。そして総合評価でGOOD(優)となった車を、「トップセーフティピック」に指定。安全性能を重視して車を選ぶ消費者に、参考となる情報を提供している。

新型3シリーズセダンのテスト結果は、前面衝突では頭、首、胸、右足、左足と、全ての部位へのダメージが最小限。各部位がGOOD(優)評価と認められた。

側面衝突では、運転席のダミー人形の胸への傷害レベルがACCEPTABLE(良)となったものの、それ以外は運転席/後席ともにダミー人形の各部位へのダメージが少なく、 GOOD(優)評価。ボディの安全構造に関しても、前面衝突/側面衝突ともにGOOD(優)評価を得た。

また、追突時のむち打ち確認テストとルーフ強度テストも、GOOD(優)。その結果、新型3シリーズセダンは総合評価が最高のGOOD(優)となり、2012トップセーフティピックに輝いている。

《森脇稔》

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