ひき逃げのクルマ、目撃者が高速道の料金所で抑止

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17日午前6時25分ごろ、熊本県熊本市東区内の市道で、交差点を右折していた乗用車が道路右側で横断していた自転車をはねる事故が起きた。クルマは逃走したが、目撃者が約10kmに渡って追跡。高速道路の料金所で抑止し、駆けつけた警察官に引き渡した。

熊本県警・熊本東署によると、現場は熊本市東区小峯2丁目付近。交差点を右折していた乗用車が、道路右側を自転車で横断していた51歳の男性に衝突。自転車は転倒し、男性は打撲などの軽傷を負ったが、クルマはそのまま逃走した。

後続車の運転者が事故を目撃し、逃走するクルマを追跡。クルマはそのまま九州自動車道に入り、約10km離れた御船インターチェンジで下りたが、追跡者のクルマはETCレーンを先に抜け、現金で料金を支払っていた逃走車の前に回りこんで抑止。通報を受けて駆けつけた警官に引き渡し、運転していた宇城市内に在住する20歳の男は自動車運転過失傷害と道路交通法違反容疑で逮捕されている。

調べに対して男は「怖くなって逃げた」などと供述しており、警察では事故発生の経緯について詳しく調べている。

《石田真一》

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