東京スカイツリー、エレベーター運休は予防的措置

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東京スカイツリー(5月22日、開業初日)
東京スカイツリー(5月22日、開業初日) 全 2 枚 拡大写真

 5月22日、開業初日の東京スカイツリーは21万9000人の人出でにぎわった。内訳はタワーが9000人、東京スカイツリータウンが21万人だ。強風でエレベーターが運休し、上部展望台の「天望回廊」が予定時刻より早く閉鎖されたが、それ以外に目立った混乱はなかった。

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 東京スカイツリータウン開業広報事務局によると、東京スカイツリーのエレベーターは、強風が一定時間続くと自動的に管制運転(減速や途中階停止)になる。風速何m/sで停止といった一律の規定はなく、今回は予防的措置として運転を中止した。当時、天望回廊での風速は12〜13m/sで、タワーの揺れは体感できるレベルではなかったという。

 なお東京タワーの場合、地上〜大展望台(地上高150m)間のエレベーターは風速25m/sで減速、30m/sで運転中止、大展望台〜特別展望台(地上高250m)間は15m/sで減速、20m/sで運転中止することになっている。下部エレベーターで停止の事例はなく、上部エレベーターは年間20日ほど停止するという。22日は停止しなかった。1959年の伊勢湾台風は最大瞬間風速が52m/sで、このとき最大幅約90cmで揺れたのが揺れの最高だそうだ。

 東京スカイツリーの公式サイトによると、前売り入場券の予約は、いちばん早くて7月18日の8時00分〜8時30分入場分となっている。「残りわずか」だ。当日券は7月11日から販売される。

《高木啓@RBB TODAY》

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