アルピーヌ 復刻 A110‐50発表…日産製V6は400ps

自動車 ニューモデル 新型車
アルピーヌ A110のデビュー50周年を記念したコンセプトカー、ルノー アルピーヌ A110‐50
アルピーヌ A110のデビュー50周年を記念したコンセプトカー、ルノー アルピーヌ A110‐50 全 10 枚 拡大写真

ルノーは25日、モナコにおいて、コンセプトカーのアルピーヌ『A110‐50』を初公開した。名車、アルピーヌ『A110』のデビュー50周年を記念して製作された、同車の復刻コンセプトカーだ。

アルピーヌ社は1956年、フランスに設立。当初はルノー車を改造してモータースポーツに参戦していた。1962年に発表したアルピーヌA110がラリーで大活躍し、アルピーヌの名は一躍有名に。1973年にはルノーの傘下に入り、現在は「ルノースポール」各車を生産している。

アルピーヌA110‐50は、このA110を現代に甦らせた復刻コンセプトカー。ルノー『メガーヌ』の高性能モデル、『メガーヌ トロフィー』の車台をベースに、2010年秋のパリモーターショー10に出品されたコンセプトカー、『ドゥジール』(DeZir)に似たボディを組み合わせた。

アルピーヌA110‐50のホイールベースは2625mm。これは、メガーヌ トロフィーと同一だ。トレッドはフロントが1680mm、リアが1690mmと、メガーヌ トロフィーから若干拡大。カーボンファイバーを使用したボディは、重量880kgと軽量に仕上げられる。

ミッドシップに搭載されるのは、日産製をルーツとする3.5リットルV型6気筒ガソリンエンジン。専用チューニングによって、最大出力400ps/7200rpm、最大トルク43kgm/6200rpmを獲得する。エンジンへの空気の取り込みは、ルーフ上のエアインテークから行う。

トランスミッションは、F1技術を応用した6速シーケンシャル。前後重量配分は47.8対52.2と理想的なバランスが追求された。ディフューザーや大型リアウイング、ザックス製ダンパー、大容量ブレーキ、ロールケージ、サベルト製バケットシート&フルハーネスなど、サーキット走行を前提とした装備が盛り込まれている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る