標識柱に海抜表示…津波に備え

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海抜表示シート設置方針(案)
海抜表示シート設置方針(案) 全 2 枚 拡大写真

国土交通省は、津波被害を軽減するための対策の一つとして標識柱などに海抜表示を行い、道路利用者に海抜情報を提供すると発表した。

設置対象物は、標識柱、門型柱、歩道橋柱等の構造強度が高い道路施設等で、人目につきやすい場所に整備されたもの。表示対象区間・間隔は、過去の被害実績や、想定される浸水区域等を参考に決める。

海抜表示シートは、形状が海抜を表示する帯状のシートで、寸法は縦30cm、素材は耐久性と経済性を念頭に汎用材を選択するとしている。海抜を表示する文字は青地に白抜き文字、縦20cm。設置位置は、歩行者・ドライバーの目線の高さにあわせて地盤から1.5m程度の高さにする。また、小学校周辺に設置する場合、海抜に(かいばつ)というふりがなを振るなどの配慮が必要となるとしている。

今回の対応は、東日本大震災で発生した大津波の被害を踏まえて行われる。

《編集部》

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