日産、LEAF to Home 市場投入

自動車 ビジネス 国内マーケット
日産リーフ
日産リーフ 全 3 枚 拡大写真
日産は、ニチコンが開発した「EVパワーステーション」を活用して『リーフ』のバッテリーから電力供給するシステム 『LEAF to Home』を市場投入すると発表した。

EVの大容量バッテリーに貯めた電気を一般住宅の分電盤に接続して活用するシステムは世界初だという。日産はこのシステムを日産販売会社ショールームに順次設置し、EVを活用した効率的な電力マネジメントを推進する方針。

ニチコンが開発したEVパワーステーションは、一般住宅の分電盤に直接接続し、コネクターをリーフの急速充電ポートへ繋ぐ。そうすることで、リーフに搭載している駆動用の大容量リチウムイオンバッテリーに蓄えた電気を住宅へ供給することが可能となる。

サイズは一般的なエアコンの室外機程度で、屋外への設置も可能。コネクターはグローバルに使用実績があるCHAdeMO方式。JARIのJEVS G105規格に準拠している。

操作は液晶タッチパネルで行い、タイマー予約など使用シーンにあわせた各種動作モードを搭載、家庭の電力容量と消費電力に応じた供給調整を自動で行なう。

価格は、経済産業省の充電器等に対する補助金制度が適用された場合、標準的な設置工事費用を含んだユーザーの負担額が、税込み33万円程度となる予定。6月中旬より、日産販売会社を通じて販売を開始する。初年度は1万台の販売を計画している。

《土屋篤司》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  2. ダイビングで拾ったゴミとMITSUBISHIトライトンで見つけた新しい相棒関係PR
  3. レクサス『IS』改良新型、表情一新…2026年発売へ
  4. スバル、米国顧客満足度指数調査で総合1位…安全性部門は6年連続首位
  5. フィアット『グランデパンダ』、ガソリンエンジン+6速MTを欧州設定…電動車以外の選択肢に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る