【人とくるまのテクノロジー12】素材の使い道教えて…王子製紙

自動車 ビジネス 国内マーケット
人とくるまのテクノロジー展2012 王子製紙
人とくるまのテクノロジー展2012 王子製紙 全 2 枚 拡大写真

製紙業界の最大手、王子製紙が「人とくるまのテクノロジー展2012」に紙をはじめ、フィルム、粘着製品、不織布などを出品した。同社が自動車関連商材の展示会に出展するのは今回が初めてだ。

王子製紙といえば、1873年に渋沢栄一が創業した歴史のある会社。戦前には日本一の売り上げを誇ったこともあった。その技術力には定評があり、紙づくりの技術をもとにこれまで多種多様な素材を開発してきた。

「軽量化などの基礎技術を自動車メーカーと一緒になって開発したい」と同社関係者。すでに、天井やドアの内装材として一部の自動車に同社の素材が使われているという。

製紙産業は典型的な内需産業のため、市場は年々縮小気味。そこで、他の業界へ活路を見いだそうというわけだ。「自動車関連の展示会に出展して来場者の話を聞き、自動車分野での活用につなげていければと思う」と同社関係者は説明する。今回の同社の出展テーマは「この素材の使い道、教えてください。」だそうだ。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  3. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  4. まるでスポーツカー、アキュラの新型SUV『RSX』世界初公開へ…モントレーカーウィーク2025
  5. 次期トヨタ『ハリアー』は新エンジンの恩恵でフォルムが大変化…スクープ記事ベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る