バトンはシューマッハの苦境を理解

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)
ミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG) 全 6 枚 拡大写真

ミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)を批判する人々は、一度引退してから、再び実力を取り戻すことの難しさを理解していないし、彼が7度のドライバーズタイトル獲得の過程で残した不朽の業績を思い出すべきだとジェンソン・バトン(マクラーレン)は力説する。

3年間の安息を経て2010シーズンからF1に復帰したシューマッハだが、かつて91回のグランプリに優勝した頃のフォームは取り戻せていない。

歳若いチームメートのニコ・ロズベルグが中国GPの優勝一回を含めて59ポイントを集めたのに対し2ポイントしか残せていないシューマッハに批判が高まったちょうどそんな時期に、元チャンピオンは格式あるモナコの予選でトップタイムをたたき出して見せた。第5戦スペインでのペナルティが有効なため実際のスタートグリッドは6番手からとなった。

バトンのコメントを紹介しよう。

「ミハエルはカムバックして以来、2年間も批判のされ続けてきた。僕は、前半のキャリアとでも言うのかな、彼がかつて成し遂げたことへの敬意が欠けているのではないかと感じる。マシンやチームのメンバーと馴染むまでに時間がかかるのは普通のことなんだよ」

「でも(モナコでは)彼はひとつもミスを犯すことなく、予選を完璧なラップでまとめ上げた。マシンを降りたときの彼の幸せそうな表情が印象に残る一方で、5グリッドダウンのペナルティが本当に悔やまれたよね」

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
  3. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  4. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  5. ホンダ『N-ONE e:』の価格を予想、280万円台からか…実質ガソリンモデル並み?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る