クライスラー米国新車販売、30%の大幅増…5月実績

自動車 ビジネス 海外マーケット
クライスラー300(日本名:300C)
クライスラー300(日本名:300C) 全 7 枚 拡大写真

クライスラーグループは1日、5月の米国新車セールスの結果をまとめた。総販売台数は15万0041台で、5月としては、2007年以来の高水準。前年同月比は30%の大幅増で、26か月連続で前年実績を上回った。

5月販売の結果をブランド別で見ると、「クライスラー」が前年同月比81%増の2万9674台、「ジープ」が24%増の4万4198台、「ダッジ」が14%増の4万5793台、「ラム」が23%増の2万6373台。4ブランド全てが、前年実績を上回る。

クライスラーブランドでは、ミニバンの『タウン&カントリー』(日本名:『グランドボイジャー』)が、前年同月比56%増の1万0323台。『300』(日本名:『300C』)も、140%増の6101台、『200』も87%増の1万3250台と伸びた。

ジープブランドでは、『グランドチェロキー』が前年同月比40%増の1万3274台と、引き続き人気。これを上回ったのが、『ラングラー』。5月は1万4454台を売り上げ、前年同月比は44%の大幅増だ。

ダッジブランドでは、『キャラバン』が前年同月比32%増の1万2418台と牽引。『アベンジャー』も93%増の1万0682台と伸びた。ラムブランドでは、大型ピックアップトラックの『ラム』が、29%増の2万6040台を販売している。

クライスラーグループの2012年1‐5月米国新車販売は、前年同期比33%増の68万9257台と、米国ビッグ3で最大の伸び。ダッジブランドのレイ・ビッグランド社長兼CEOは、「世界経済には不安要素があるが、米国で見る限り、我々の新車販売は好調」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る