ひき逃げで27年間の無免許運転が発覚

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京都府警は6日、約27年間に渡って無免許運転を続け、京都府京都市伏見区内で無車検(無保険車)によるひき逃げ事件を起こしたとして、宇治市内に在住する63歳の男を自動車運転過失傷害や道路交通法違反(無免許運転、ひき逃げ)容疑で逮捕した。

京都府警・伏見署によると、逮捕された男は2012年4月23日の午後0時30分ごろ、京都市伏見区内にあるホームセンター駐車場でトラックを無免許で運転。36歳の男性が運転する乗用車に追突する事故を起こし、男性に頚部打撲の軽傷を負わせながらも逃走した疑いがもたれている。

被害を受けた男性は逃げるトラックを携帯電話で撮影。以後、このトラックと似た車両を見かける度にチェックしていたが、5日午後に宇治市木幡付近を走行しているトラックを発見。ナンバーが逃走車と同じことから警察に通報し、これを受けた宇治署員が運転していた男の身柄を確保。伏見署員に引き渡し、6日にひき逃げ容疑で逮捕された。

男は1985年(昭和60年)11月に違反累積で免許取消処分を受け、以後は無免許運転だったことが判明。乗っていたトラックも10年以上の無車検(無保険)状態だった。

調べに対しては無免許運転の事実は大筋で認めているものの、ひき逃げについては否認しているようだ。

《石田真一》

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