GMのPHV、ボルトが初の改良…航続距離が伸びる

エコカー ハイブリッド
シボレー・ボルト
シボレー・ボルト 全 4 枚 拡大写真

GMが2010年末、米国で発売したプラグインハイブリッド車(PHV)、シボレー『ボルト』。同車がデビュー以来、初の改良を受けた。

これは7日、GMが明らかにしたもの。2013年モデルのボルトが発表されたのだ。

2013年モデルのハイライトが、バッテリー(二次電池)の容量アップ。蓄電容量は従来の16kWhから16.5kWhへ、0.5kWh増やした。

この結果、EVモード時の航続距離が拡大。モーター単独で走行可能な距離は、従来の56kmから5km伸びて、61kmとなる。

また、米国EPA(環境保護局)が定める計測法に沿ったEVやPHV独自の燃費表示、「MPGe」は、従来の94MPGe(約40km/リットル)から98MPGe(約41.7km/リットル)に向上。エンジンを併用した際の最大航続可能距離は、612kmにアップした。

一方、バッテリー容量拡大により、充電時間は若干伸びた。GMによると、充電時間は120Vソケットで約10時間30分、240Vソケットで約4時間15分だという。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る