ニチユ、三菱重工のフォークリフト受託生産、検討開始

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ニチユ(日本輸送機)は6月7日、三菱重工業のフォークリフト受託生産について検討を開始すると発表した。

受託生産を検討する機種は国内向け小型車の予定。

ニチユは三菱重工と資本提携しており、三菱重工が生産体制の再編に取り組む一環として、ニチユでのエンジン車生産の可能性について検討する。

ニチユと三菱重工は2009年4月に国内フォークリフト販売会社を統合して、ニチユMHIフォークリフトを発足、エンジン車を販売する体制は確立している。一方で、バッテリー式フォークリフトはニチユの京都工場(京都府長岡京市)、エンジン式フォークリフは三菱重工の汎用機・特車事業本部本工場(神奈川県相模原市)とそれぞれの拠点で生産している。

三菱重工はフォークリフト生産体制を再編し、汎用機・特車事業本部本工場での車両の生産を2013年12月末で終了する。これに伴ってニチユにエンジン式フォークリフトの生産委託を要請することにした。

受託生産するための具体的な設備投資額、工場レイアウトなどは未定で、詳細は今後検討していくが、生産開始時期は2013年半。生産規模は年産約4000台を見込む。

ニチユは2013年のタイ工場稼動により、国内、中国工場を合わせた3拠点での生産能力はバッテリー車のみで2014年度に年産2万台に達する計画。これにエンジン車の生産が加わることにより、事業基盤の強化を図る。

《レスポンス編集部》

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