インド自動車大手のタタモーターズは1日、5月のインド新車販売(輸出も含む)の結果を公表した。総販売台数は6万4347台。前年同月比は4%増となった。
タタのインドでの主力は商用車。5月は3万9625台を販売し、前年同月比は7%増。このうち、LCV(ライトコマーシャルビークル)は、前年同月比26%増の2万7174台を占める。
また5月のインド乗用車販売は、前年同月比6%増の2万0503台。超低価格車の『ナノ』は8507台を売り上げ、前年同月比は31%増と高い伸びを示す。
ナノ以外の車種では、『インディゴ』シリーズが3397台を売り上げたものの、前年同月比は20%減。『インディカ』シリーズも、1%減の5467台にとどまった。『スモー』『サファリ』『アリア』『ベンチャー』シリーズは、前年同月比がほぼ横ばいの3132台。
タタモーターズの2012年4-5月のインド新車販売(輸出も含む)は、12万4433台。前年同期比は2%減と、やや減速傾向を示している。