今夏ボーナス商戦、スマホとデジカメ購入意識向上

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「昨夏と比較した今夏ボーナス支給額の増減」(gooリサーチ)
「昨夏と比較した今夏ボーナス支給額の増減」(gooリサーチ) 全 4 枚 拡大写真

 MM総研は13日、「gooリサーチ」による「ITデジタル家電購入意向調査(2012年夏ボーナス商戦編)」の結果を発表。ボーナス支給額が昨夏との比較で「増加する」と回答したのは10.2%、「減少する」という回答はそれを上回り12.9%となった。

 続いて「今夏のボーナスによる購買意欲」を昨夏との比較で尋ねると、「(意欲が)上がった」のは14%で、「下がった」と回答したのは28.4%。これらのデータを昨夏や昨冬での同様アンケートの結果と比較すると、ボーナス額・購入意欲とも改善傾向が現れたという。

 ボーナスの使い途として「ITデジタル家電」について尋ねると、1位の「パソコン」(10.6%)をはじめ2位は「スマートフォン」(9.5%)、3位は「デジタルカメラ」(7.7%)、4位は「薄型テレビ」(6.7%)、5位は「ブルーレイディスクレコーダー」(3.5%)となった。

 これを昨夏の同様調査と比較すると、「パソコン」は1位をキープしたものの購入意向割合は15%から4.4ポイントの減少となり、人気にかげりがうかがえる。「薄型テレビ」は10.2%の2位であったが、順位を2ランク下げて割合は3.5ポイントのダウン。「Blu-rayディスクレコーダー」は3%の4位であったことから、順位は下げたものの割合を上げる結果となった。

 一方、昨年よりも購入意向が高まったのは「スマートフォン」と「デジタルカメラ」。「スマートフォン」は昨夏が4.2%の3位であったため、順位を1ランク、割合を5.3ポイントもアップ。「デジタルカメラ」は「スマートフォン」を上回る人気ぶりで、順位は5位からの2ランクアップ、割合では2.1%からの5.6ポイントアップを果たした。

 同調査結果からは、「今夏のボーナスの使い途」として「国内旅行」が昨夏よりも上昇していることがわかっている。そこでその相乗効果のように、旅行時のアイテムとして「デジタルカメラ」の需要が高まったと考えられる。

 また、デジカメメーカー各社が小型軽量と高性能を兼ね備えたミラーレス一眼デジカメをリリースする一方、女性ユーザーがより本格的な撮影を楽しむ“カメラ女子”ブームも巻き起こり、こうした動きもデジカメ夏商戦の盛り上がりを後押ししそうだ。

 今回の調査対象は、インターネットアンケート・サービス「gooリサーチ」の会員モニターで、調査方法はWebアンケート、調査期間は5月30日~6月3日、回答者数は1,072人、男女比は男性56%/女性44%、年齢構成比は20~24歳14%/25~29歳14%/30~34歳14%/35~39歳15%/40~44歳15%/45~49歳14%/50歳以上15%。

今夏ボーナス商戦で注目はスマホ&デジカメ!?

《加藤@RBB TODAY》

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