最小のMINI 、ロケットマン…装いも新たに登場

自動車 ニューモデル 新型車
ロンドンオリンピック開催に合わせて内外装をリニューアルしたMINIロケットマンコンセプト
ロンドンオリンピック開催に合わせて内外装をリニューアルしたMINIロケットマンコンセプト 全 8 枚 拡大写真

BMWグループのMINIが2011年3月、ジュネーブモーターショー11で初公開した『ロケットマンコンセプト』。この最小のMINIが、装いも新たに登場した。

これは14日、MINIが公表したもの。7月27日に開幕するロンドンオリンピックに協賛するMINIが、これを記念して、リニューアルを施したロケットマンコンセプトを披露したのだ。

リニューアルは内外装に及んでおり、外観はボディカラーをグレー/シルバー系からダークブルーのメタリックに変更。英国国旗のユニオンジャックが描かれたグラスルーフは、周囲を赤で縁取る。アルミホイールは18インチの新デザインで、フロントグリルやホイールなどには、赤がアクセントに配される。

インテリアもボディカラーに合わせて、ダークブルーでコーディネート。加えて、赤と白を巧みに使うことで、イギリスのナショナルカラーを表現している。

ロケットマンコンセプトは、現行MINIのハッチバックよりも、ひと回りコンパクトなボディサイズが最大の特徴。ボディサイズは、全長3419×全幅1907×全高1398mm。全長はMINIハッチバックよりも320mmも短い。1959年に誕生したクラシック『Mini』の全長3050mmを意識したサイズといえる。

ロケットマンコンセプトのデザインは、ひと目でMINIと分かるもの。その上で、ダブルヒンジ式で大きく開くサイドドアや、カーゴキャリアを内蔵した上下2分割テールゲートなど、ユニークなアイデアが盛り込まれた。室内はトヨタ『iQ』のように、大人3名と子ども1名の合計4名乗車を可能にする「3+1シーター」レイアウトだ。

このロケットマンコンセプトに関しては、市販化計画の凍結も伝えられていた。それだけに、今回のリニューアル版の公開は、市販に向けたプロジェクトが存在することを示唆しているのかもしれない。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  2. 「めちゃくちゃ好きでした、さよなら」フォードGTの販売終了に対しファンからは悲しみの声
  3. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  4. 昭和の子どもたちが憧れた「スーパーカー自転車」が50年ぶりに復活へ
  5. 「アルパインスタイル仙台R4」がグランドオープン、待望の仙台エリアへ出店
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る