【NV350キャラバン vs ハイエース】10尺対応で差をつける…荷室編

自動車 ニューモデル 新型車
日産・NV350キャラバン バン DX ハイルーフ
日産・NV350キャラバン バン DX ハイルーフ 全 12 枚 拡大写真

15日に日産から発売された『NV350キャラバン』。11年ぶりのフルモデルチェンジとなる同車には、商用車マーケットで大きなシェアを握っているトヨタ『ハイエース』に対する徹底した対抗意識がうかがえる。

商用車として最も重要となる点の1つに荷室のサイズがある。現行ハイエース(定員5名/ロングボディ/標準幅/標準ルーフ/低床仕様車、以下同じ)の場合、荷室長は最大で3000mmであるのに対し、NV350キャラバン(定員5名/ロングボディ/標準幅/標準ルーフ/低床仕様車、以下同じ)の場合、3050mmとハイエースを上回る。

荷室長を尺貫法にすると、ハイエースが約9.9尺、NV350キャラバンは約10.1尺となる。脚立や建築資材などは尺貫法で表記することも多く、10尺長のものを平置きで運搬できるのは、商用車にとって大きなメリットとなるだろう。さらにキャラバンは一部グレードに5:5分割可倒式シートを採用しており、長尺物を積載しても後部座席に乗員を乗せることができ、ホイールハウスの張り出しも小さくスクエアな荷室が実現されている。

さらに荷室高についても、ハイエースが1855mmであるのに対しNV350キャラバン1860mmと、わずかではあるが、ハイエースを上回る。荷室幅についてはどちらも1520mmと変わらない。

《瓜生洋明》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 「赤色くるー!!」2026年モデルのカワサキ『エリミネーター』に熱視線!新カラー&グラフィック追加へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る